ゴリフリ合宿を立ち上げた理由とフリーランスと向き合い続けて感じたこと
ゴリラフリーランス育成合宿(ゴリフリ合宿)の運営と動画編集コースの講師をしている森下です!
今回はゴリフリ合宿を開始して1年が経ったということで、
- 2023年の「ゴリラフリーランス育成合宿」振り返り
- あらためてどういう思いで「ゴリラフリーランス育成合宿」を始めたのか
について素直な気持ちを話しました。
2023年の実績や対面合宿の魅力についても紹介しているので、
- これからフリーランス・独立を考えている方、
- ゴリフリ合宿に興味を持ってもっている方
ぜひ読んでみてください!
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なぜ「ゴリラフリーランス育成合宿」を始めたのか
僕は大阪府泉佐野市出身ですが、元々は大学卒業後に東京で会社員として10年くらい働いていました。
家業の農家を継ぐために東京からUターンしたものの、兼業農家では収入が安定しなくてフリーランスとしての仕事も始めました。実際にやり始めると、「泉佐野市ってフリーランスにぴったりな街じゃないか」と思ったんです。
人口10万人くらいの規模で、街の中心部は産業が栄えているけど、海や山といった自然もあって。
関西空港があるおかげで日本各地に2時間以内で行けるし、大阪市内にも電車で30分くらいで行けるという交通の便のよさは、フットワークの軽さが強みのフリーランスには最高の環境でした。
フリーランスになって半年ぐらいは家に引きこもって、ずっとひとりで仕事をしていました。売上も徐々に伸びていたし、会社員と違って自分のタイミングで仕事ができる状況はかなり気が楽でした。
なんだけど、あまりに人に会わないのも、刺激がなさ過ぎて面白くないなと思うようになってきて。
日ごとに一緒に仕事や遊びができるフリーランス仲間を増やしたい思いが強くなり、「どうすれば泉佐野市に人を呼べるか」を考えました。
最初のうちは飲み会やバーベキュー大会など、小規模なイベントからスタート。いろんなものを試しているうちに、友達と合宿形式で行った勉強会が1番楽しかったんです。それが今のフリーランス合宿の元になりました。
それからさらに内容を作り込んで、外部の人にも広く告知し、フリーランス合宿という教育コンテンツを展開することで、泉佐野市に来てもらえるんじゃないかと思うようになったんです。
教育コンテンツだと、これからフリーランスになりたい人の応援にもなるし、対面合宿なので、泉佐野市に来るきっかけにもなると考えています。
フリーランスのなり方に絶対の正解があるわけじゃないですが、やらない方がいいことはあります。
学校や企業研修のようなフリーランスの学びの場があってもいいのではないでしょうか。
2020年から本格的に合宿事業を始め、それをきっかけに泉佐野市外からの移住者が増え始めました。
そういった活動を市役所の担当者や市長にも認めていただき、泉佐野市の企画として「ゴリラフリーランス育成合宿(ゴリフリ合宿)」が誕生することになりました。
2023年の合宿を振り返ってみて
「やってよかった」が率直に思うことですね。
ゴリフリ合宿をきっかけに、今までとはまた違った経歴の人たちと出会えました。
1年で70人以上の方が泉佐野市に来てくれて。特に1回目の開催では、まだ何も知名度がない企画に勇気を出して参加してくた方ばかりでした。1人目の応募が来たときのうれしさは今も覚えています。
僕ら講師陣が持っている知識や経験を共有することで、参加者が変わっていく姿を間近で見られて、応援できたことにすごくやりがいを感じています。
合宿をきっかけに泉佐野市に移住する人も現れ、コミュニティも賑やかになりました。
1人でやっていたときに夢見ていた情景が少しずつ実現しているのは感慨深いですね。
運営から見てどういった人がゴリフリ合宿に参加されて結果が出たのか
素直に合宿に取り組めた人が一番結果が出ていたと思います。
合宿では、会社員やアルバイトとまったく違うやり方、考え方を叩き込まれるわけなので、少なからず拒否反応を起こすはずなんですよ。
「なんでそんなことしなきゃいけないんですか!」みたいな(笑)
だから、講師が伝えていることを受け入れて「やってみよう!」となれる人は成長スピードが速い印象がありますね。
また、ゴリフリ合宿は参加を申し込んだから誰でも参加できるわけではないんです。
合宿参加を希望される方と約1時間のオンライン面談を行い、フリーランスになる理由や合宿に参加する目的などを伺います。
応募者の方が期待されていることと、ゴリフリの提供している内容がマッチしていると判断できた方にのみ参加のオファーを出す方針にしています。
フリーランスになる目的や目標が明確で、合宿の趣旨や内容を理解した上で参加されているので、結果が出やすいのはありますね。
ゴリフリ合宿参加者の具体的な実績について
平均すると、1ヶ月目は大体2~3万円くらいの売上からスタートされることが多いと思いますね。
受注金額の多さだけで言えば、卒業2ヶ月目で50万円分の受注実績がある卒業生もいらっしゃいます。
短期の実績は「営業経験がある」「別の領域でフリーランスをしていた」など、合宿参加者のバックグラウンドによる部分もあるので、一概に言いにくい部分はあります。
未経験スタートで1ヶ月目の売上数字のインパクトが弱かったとしても、継続的に仕事を取れるようになれば、その分売上も上がっていきます。
1件目の仕事が受注できれば、次の仕事の取り方や営業の作法もわかるようになるので、そのままの流れでフリーランスを続けられる方は多いです。
ゴリフリ合宿では、スキル学習以外の営業や案件獲得の指導はこだわってやっているので、9割の方は合宿中に仕事を獲得できています。
「そもそも学び始めたばっかりで、どうやって営業していくの?」ってほとんどの人が感じる不安ですが、営業文の書き方を徹底的に添削したり、クライアントさんとのやりとりにアドバイスしたり、案件が取れるまでフォローしています。
正直、かなりハードですが、それくらいやらないと人はなかなか変われないので。そのぶん、初案件を獲得したらみんなで拍手してお祝いする瞬間は感動しますね。
何人くらい泉佐野に移住しているか?または移住準備をしているか?
2023年12月時点で7名の方が泉佐野市に移住されています。
1~2ヶ月の短期移住を含めると12人くらいです。
移住率は参加者の10%程度で、短期移住も含めると15%といったところでしょうか。
泉佐野市民の方や近隣の市町村にお住まいの方も合宿に参加できるので、移住が当てはまらない方もいらっしゃいます。
泉佐野市から遠方に住まれている方の移住率は高い方だと思いますね。
「泉佐野市が気にいった」「環境の力を使って売上を伸ばしたい」など移住の理由は様々です。
不動産会社とも提携しているので、移住を希望される卒業生に対して住居面でのサポートも可能です。
対面・オフラインで行う合宿の4つのメリット
対面の合宿は4つのメリットがあると考えます。
①密度の濃い環境を提供できる
対面合宿の一番のメリットは、「めちゃくちゃ密度濃く教えられる環境」だと思っています。
例えば、オンラインの講座だとWeb会議を終了したり、パソコンを閉じたりした瞬間から元の生活に戻るわけじゃないですか。
一方、対面合宿だと講座中はもちろん、講座が終わった後も宿泊所で同じ受講生と過ごすことになるので、合宿の空気感や雰囲気は常に付きまとうことになるんですよ。
常に気が休まらないといった意味ではデメリットなのかもしれません。
裏を返せば、元の生活に引き戻されず、合宿のことだけに集中できるので、個人的にはメリットだと考えています。
ゴリフリでは宿泊場所を提供したり、食事代も地域ポイントの「さのぽ」でまかなえるようにしたりしているので、宿泊費や食費の負担もかからないようにしています。
このような環境を整備できることも、対面で行う合宿の強みだと思っています。
また、ゴリフリでは毎日課題提出があり、提出された課題は参加者全員で見る方針を取っています。
他人が作った成果物を客観的な視点で見ることで、良い部分や失敗を共有することができるんです。
参加者が10人いれば、10人分の経験値を得られるので、単純に1人で学習するときより成長スピードは速くなります。
②細やかで柔軟なサポート提供
講師サイドも、対面だとより細やかなサポートがしやすくなります。
オンラインだと気づくのが難しい些細な違和感から、各受講生のつまづきポイントを感じ取れるようになるんですね。
全体の進捗や習得度を見ながら、講座で話す内容やカリキュラムの微調整もしやすくなります。
③仲間の存在
仲間と取り組むことで、しんどいことを乗り切れることも、参加者のみなさんにとってのメリットだと考えています。
ゴリフリ合宿は短期間で学習と実践を繰り返すので、1人で同じ内容に取り組んだら挫折してしまうと思います。
対面合宿だと一緒に頑張っている仲間が隣にいますし、参加者同士でも教えあったり、聞きあったり、テンポよくコミュニケーションも取れるので、挫折しづらくなります。
④長期的な関係性を築きやすい
フリーランスって1人で仕事するイメージが強いですけど、実際は仲間やコミュニティと仕事をすることが多いんです。
合宿に参加することで、卒業後も刺激し合える同期ができますし、困ったときに頼れる講師とのつながりもできます。
なので、合宿が終わった後も関係性が続くのはゴリフリ合宿の特徴かと思いますね。
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泉佐野市のゴリフリ合宿に対する評価について
ゴリフリ卒業生が泉佐野市内の仕事に対応することもあるので、Webやクリエイティブに強い人材が泉佐野市内に増えることを評価いただけています。
たとえ泉佐野市を離れてしまったとしても、泉佐野市との関係性が続いていれば、ゴリフリ卒業生に泉佐野市内のお仕事を依頼をしやすくなるんです。
もしゴリフリ合宿に参加しなかったら、泉佐野市に関わることはなかったでしょうから。
場所に縛られず仕事ができるのも、Webフリーランスのいいところだと思いますね。
他にも、合宿卒業生の中には、泉佐野市に住民票を移して移住される方もいるので、移住促進的な成果も出ています。
人口減少、高齢化は地方が抱える課題ですが、合宿を実施することで微力ながらも移住促進に貢献できています。
運営の思いとゴリフリ合宿参加を考えている人へのメッセージ
僕は10年の会社員経験を経てフリーランスになりましたが、フリーランスの存在を知った頃はまったくイメージがわかなかったです。
「あの人たちってどうやって暮らしてるんだろう?」「パソコン1台で働くってどういうこと?」みたいな。
だから、はじめにやったのは「フリーランスをやっている人に話を聞き行く」だったんですね。
当時東京に住んでいたので、話を聞きに行きやすかったのですが、地方だとそもそもフリーランスがいなくて、接点を作りづらいと聞きます。
だからこそ、ゴリフリを通してフリーランスの生き方を伝えていきたいと思いますね。
フリーランスを継続していく上で必要なものはすべてゴリフリに盛り込みました。
理想のライフスタイルがあったとしても、稼げないと結局続けられないので、まずは手堅く10万円稼ぐことを最短で達成してもらうのが大事だと思っています。
僕たちは面談で「勉強する気で合宿に来ないでください、稼ぐつもりで合宿に来てください」ともお伝えしています。
10万円を稼ぐまでに必要なものは全部合宿で教えますし、素直に取り組んでくれたら必ず結果が出るので。
「やるべきことを最短でやる」合宿環境を提供できるのは、他社にはないゴリフリ合宿独自の強みだと思ってます。
定期的に合宿説明会をオンラインで開催しているので、ゴリフリについて知ってもらうところから始めていただければと思います。
無料面談やLINEで質問していただくことも可能です。僕のX(旧Twitter)や合宿の公式アカウントでも発信しています。
フリーランスになる理由が明確になって、準備もできたら、あとは一歩踏み出す勇気だけです。
この1年の合宿で得られた情報をカリキュラムにフィードバックして、市場に求められる最新の情報を効率的に学べるよう、カリキュラムも常に進化させています。
2024年はもっと多くの人にゴリフリのことを知っていただき、より多くの方が変わるきっかけを提供していきたいと思っています。
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