ゴリラフリーランス育成合宿

ゴリフリは実際に稼げるのか?卒業生インタビュー

「実質0円でWebスキルを習得しフリーランスに」というキャッチコピーを掲げるゴリラフリーランス育成合宿(以下、ゴリフリ)。ゴリフリに興味を持ってサイトに訪れてくださる読者の中には、卒業生がどれほど活躍しているのか気になっている方も多いと思います。

そこで、今回は2023年3月のプログラミングコース卒業生の「しんちゃん」にインタビューし、ゴリフリに参加する前後での変化を伺いました。

しんちゃんはゴリフリに参加する前、Webデザインの会社でパートタイマーとして働いていましたが、現在はパートを辞めてフリーランスとして活動しています。

現在の仕事を教えてください

フリーランスのWebデザイナーとして、Webサイトのデザインやコーディング、グラフィックデザインの仕事を請け負っています。今はどちらかというとコーディングがメインですね。
案件例としては、個人で赤ちゃんの写真を撮っている写真家のホームページなどを担当しました。コーポレートサイトの改善などを頼まれるケースもあります。

Web上の案件に加えて、チラシなど紙媒体も扱っています。名刺や、レストランに置くメニュー表のデザインにも携わりました。

ゴリフリに参加したきっかけは何ですか? 

苦手だったプログラミングに挑戦したかったからです。ゴリフリに参加する前は、コーディングよりもデザインに注力していました。しかしデザインに慣れてくると、コーディングに挑戦したいと思うように……。

パートタイマーとして勤めていた会社は、サイトのデザインだけでなく、コーディングを含むプログラミングも業務として請け負うことのできる環境でした。

デザインと平行してプログラミングも学んでいたのですが、正直なところ苦手意識があり、いつも中途半端にコードを書いてから、途中で他の担当者に渡していましたね。そのためプログラミングも含めて一括でできるようになりたいと思い、ゴリフリのWebデザイナーコースに参加しました。

また、働き方に関しても考えが変わってきました。子どもが生まれたこともあり、働く時間を固定される大変さを感じていましたね。

子どもとの時間を取るために自由度も欲しかったので、フリーランスという選択肢は自分の中でしっくりきました。

ゴリフリに参加した後、ライフスタイルなど含めて変化したことはありますか?

一番大きかった出来事は、パートを辞める決心ができたことですね。困った時でも同じ目標に向かう仲間がいるので、精神がとても安定するようになりました。

難しいプログラミングを乗り越えられたのも、仲間のおかげです。働く時間に関してはあまり変わらずに、家族との時間は今まで通り持つことができています。仕事にコミットする時間はそのままながら、気持ちに余裕が生まれました。

ゴリフリから学んだことは何ですか?

プログラミング生

技術的なことを学んだというのはもちろんですが、フリーランスとしてのメンタルを学びました。メンタルというのは、営業する際の心構えです。

初見のお客様への営業対応は苦手だったのですが、「営業が苦手」と言っている場合ではないと強く実感しました。

自分がおこなった営業に対して断られてしまう時もありましたが、根気よく営業を続けたおかげで、たとえ断られても折れずに提案を続ける力が身につきました。

合宿後、身につけたスキルをもとに収益化できましたか?目標金額とのおおよその差も差し支えなければ教えてください

合宿中に収益化できました!初月は5万円ほどです。フリーランスとして生きていくために設定した目標金額は月30万円。先月に最高額を達成し、25万円まで稼げました。

ただ、月によって差はあります。だいたい月5万〜25万円の間で上下していますね。用事などに合わせて調整も入りますが、だいたい案件数は月1〜2件の場合がほとんど。1件あたりの単価が大きいので、案件を取れたら稼げますよ。

収益化するまでどれくらいの時間がかかりましたか?

1日あたり8時間ほど稼働して、およそ1ヶ月です。ゼロの状態から少しでも利益を生み出す、いわゆる「ゼロイチ」は、思っていたよりも早く達成できました。

目標金額に向かって努力を続け、8月に最高額に到達。なので、卒業後4ヶ月あれば30万円ほどは稼げるということですね。

技術的な部分でつまずくことはありましたが、その都度自分で調べたり、卒業後の2ヶ月間、ゴリフリのアフターサポートを利用し、講師に質問したりしていました。わからない部分が数をこなすごとに減っていった点は大きな成長です。

収益化するにあたって大変だったことは何ですか?

学んだことと同じですが、やはり一番大変だったのは営業ですね。技術的な部分は講師にサポートしてもらえますが、案件を取るのは自分自身です。

特に「案件を取るまで」がとても大変でした。というのも、営業文を書くことが苦手で、時間がかかっていたんです。

なので、ゴリフリで教わった営業文の書き方は、常に意識しました。特にクラウドソーシングサイトを使った営業では営業文の大切さを実感しましたね。

また、クライアントの要望通りにサイトを完成させることも大変でした。現在は獲得した案件については、最初のやり取りで可能な限り希望を聞きだすようにしています。

ある程度は打ち合わせ後の修正なしで取り組めるのですが、時々おおざっぱな要望が来ます。その場合は修正を重ねなければなりません。

なので、できるだけ明確に深掘りするように心がけています。サイトは視覚的に訴えることも多いため、言葉で説明しづらい時もあります。

「このようなサイトが良いですか?」などとクライアントに聞いて、事例を見せながら確認することも大切ですね。ビジュアル的なわかりやすさを意識しています。

売り上げを伸ばすコツがあれば教えてください

諦めずに案件を獲得することが大切ですね。またクラウドソーシングだけではなくて、オフラインの知人にも自分の仕事をアピールすることが大切だと思います。

私の場合、知り合いからの紹介に加えて、自分のSNSでプログラミングをやっていることをアピールしていたら「やってほしい」と依頼の連絡をもらったこともありました。

パートを始めたタイミングで近しい友達にアピールしていたので、今になってとても活きていると思います。

今後の目標はありますか?

直近の目標は、月30万円の安定した獲得です。月単位では達成した額ですが、毎月達成できるかどうかはまた別問題です。根気よく続けていきます。

稼働日数に関しても、今は週5日40時間働いています。つまり正社員の場合フルタイムで働いていることになるので、もう少し減らしたいですね。週3〜4日くらいの稼働にすることで、心に余裕を持ちたいです。

達成の目安は、来年の3月頃。今年度中が目標です。営業をもっと克服して案件を安定して取りにいきたいです。

本当に稼げるか不安な未来のゴリフリ生にメッセージをお願いします

本当に稼げるのか私も不安がありました。ただ、講師が引っ張ってくれるのでやるしかありません。講師に従って続けていれば必ずできるはずです。

そして、仲間がいるから頑張れます。ゴリフリの講座が終わった後もつながっていられるので、仲間と協力しながら稼げます。同期が13人いて、交流も続いているってすごくないですか?これから参加する皆さんにも、すてきな仲間と環境が待っていますよ!

笑顔の男性

【この記事を書いた人】

よしお

日本語好きが高じてWebライターとなる。 2023年6月Webライターコース修了。