ゴリラフリーランス育成合宿

【最新】フリーランス人口は増加中?その理由と対策を解説

さまざまな理由から、増加傾向にあるフリーランスの人口。

「フリーランスの人口が増えても仕事ってあるのかな」
「現在フリーランスのわたしはなにか対策を打つべき?」

心配になる方もいると思います。フリーランスが増えると、それだけ仕事のライバルが多くなるので気になってしまいますよね。そこで本記事では、フリーランスが増えた理由や、今後の対策について解説します。

理由がわかれば対策が立てられ、心配の種は少なくなります。ぜひ最後まで読んで、自分の行動に落とし込んでほしいと思います。

フリーランスの人口は過去最高を記録

クラウドソーシングサイト大手「ランサーズ」のフリーランス実態調査によると、2018年に1,151万人だったフリーランスの人口は、2021年には1,670万人へと増加しています。

フリーランス白書の発行元であるフリーランス協会の一般会員数は、2023年まで右肩上がりに増加しています。このことから現在も、フリーランスの人口は増えていると考えられます。

新規のフリーランスの他にも、副業・複業ワーカーも増加中です。

経済規模も拡大しており、フリーランスは今まさに上昇気流に乗っている働き方です。

参照元:【ランサーズ】フリーランス実態調査2021

フリーランス人口の増加7つの理由

フリーランス人口の増加には、以下の7つの理由が考えられます。

  1. クラウドソーシングサイトの普及
  2. テレワークの普及
  3. エージェントの普及
  4. 副業の解禁
  5. IT人材の不足
  6. フリーランス向けの施設の増加
  7. フリーランスへの憧れ

理由を知って今後の動きに役立てていきましょう。

1.クラウドソーシングサイトの普及

クラウドソーシングサイトの普及は、フリーランスの人口増加に大きく貢献しています。なぜなら、初心者フリーランスでも簡単に仕事を見つけられるサイトだからです。

仕事が見つけやすいと、副業からでも気軽にはじめる人が増えます。フリーランス白書において仕事の獲得経路を見ると、クラウドソーシングと答えた人数は、2020年と2023年を比較して約5%ほど増加しています。

フリーランス人口の増加の陰には、クラウドソーシングサイトの普及が影響しているといえるでしょう。

参照元:フリーランス白書2020フリーランス白書2023

2.テレワークの普及

テレワークが普及したために、フリーランスの人口は増加したと考えられます。フリーランスの特徴のひとつは、自由な働き方です。テレワークによって、自分の都合のよいタイミングで働けます。例えば自宅で働くことも可能ですし、外出先での作業も可能です。

テレワークに欠かせない、各種コミュニケーションツールの使用状況をフリーランス白書2023で見てみましょう。ChatworkZoomSlackGoogle Meetの使用率は、2020年と比べて飛躍的に増加しています。

自由な働き方を求めるフリーランスを、テレワークが後押ししていると考えられるでしょう。

参照元:フリーランス白書2020フリーランス白書2023

3.エージェントの普及

エージェントの普及は、フリーランス人口の定着に貢献しています。エージェントとは「フリーランスエージェント」を指します。主な活用方法は、営業活動のサポート役です。

フリーランス白書の2019年と2023年を比較すると、最も収入が得られる仕事の獲得経路の割合は、エージェントが6.8%から12.4%に増加しています。それだけエージェントの利用が増えています。営業活動が円滑に進みやすくなるため、フリーランスの定着へとつながるのです。

参照元:フリーランス白書2019フリーランス白書2023

4.副業の解禁

2018年1月から副業は解禁されたといわれています。厚生労働省が副業・兼業に関するガイドラインを策定したためです。

そもそも専業であってもと副業としても、どちらも広い意味ではフリーランスといわれています。会社や組織に雇用されておらず、個人で仕事を請け負って働く人を指すからです。企業で解禁されてから副業ワーカーは増え、準じてフリーランスも増えました。

参照元:副業・兼業の促進に関するガイドライン 厚生労働省

5.IT人材の不足

現在は、ITエンジニアが必要とされます。日々の生活にも密接に関わるアプリケーションなどは、どんどん新しいものが展開されます。しかし提供されるサービスの数が多すぎて、エンジニアは人材不足です。

クラウドソーシングサイト内でもエンジニアの仕事は多い傾向です。需要の多さを背景に、ITエンジニアになるフリーランスが増えています。

6.フリーランス向けの施設の増加

フリーランスが仕事をする場所のひとつである「コワーキングスペース」は、年々増えています。2023年3月、一般社団法人大都市政策研究機構は、コワーキングスペースについて調査・研究レポートを発表しました。レポートによると施設の数は、2019年の799から2022年には2,129へと増加したとのことです。

働く自由度が増えるコワーキングスペース。フリーランスとして働きやすくなったことも、人口増加の要因のひとつです。

参照元:日本のコワーキングスペースの拡大 一般社団法人大都市政策研究機構

7.フリーランスへの憧れ

働き方に憧れを持って、フリーランスをはじめる人もいます。フリーランスといって思い浮かぶのが、自由な働き方です。会社勤めに疲れてしまったり、子どもとの時間を作りたかったりする人が、より自由な働き方を求めてはじめられます。

フリーランス白書2020のフリーランスの働き方をはじめた理由を見ると、「自由」や「自分の裁量」といったキーワードが上位を占めます。「自由な時間で働ける」「自分の裁量で仕事を進められる」といった憧れは、フリーランスが増える要因といえるでしょう。

参照元:フリーランス白書2020

フリーランスの人口が増えるとどうなる

需要と供給の関係により、フリーランスの人口が増えると仕事が受けにくくなってしまうと見込まれます。仕事を獲得する際に、ライバルが増えるためです。特に初期投資が少なく、誰でもはじめやすい職種は人数が多くなりやすいので、その傾向が表れやすいです。

逆に一定のスキルがないとはじめにくいエンジニアなどは、フリーランス人口そのものが増えても影響が少ないといえます。簡単にはじめにくいので、新しいフリーランスがライバルになりにくいからです。

これからフリーランスをはじめようと考えている人は、参入する分野の人口がどのような傾向にあるか考える必要があるといえます。

フリーランスを継続するための対策

フリーランスが増え続けている流れのなかで、現役フリーランスが取る対策は「人とのつながりの強化」です。その理由は、フリーランスは仕事を獲得し続ける必要があり、そのためには人とのつながりが有効的に働くからです。

フリーランス白書2023年を見ると「仕事の獲得経路」と「最も収入が得られるもの」の1番と2番がそれぞれ「人脈」と「過去・現在の取引先」という事実があります。

人脈も過去と現在の取引先も、言い換えると人とのつながりです。具体的な対策のひとつは、テキストよりWebビデオ、オンラインよりオフラインで関係性を築くことがあげられます。テキストよりもオフラインのほうが親密になりやすいのが理由です。SNSを活用して人脈を広げるのも、有効な手段といえます。

リモートでも働きやすくなった現在と逆行するようですが、今後は人とのつながりに目を向ける必要があるでしょう。

人脈を広げて仕事が途切れないフリーランスを目指そう

ここ数年、フリーランスの人口は右肩上がりで増加中です。背景には、クラウドソーシングサイトやエージェント、テレワークの普及など、フリーランスとしての働きやすさの向上が影響しています。また、副業の解禁やIT人材の不足など、社会的な要素も後押ししています。

これからフリーランスとして生き抜くためには、人とのつながりが欠かせない要素です。情報化社会は人とのつながりが希薄となり、テキストだけのやり取りもあります。

しかしそのようななかでも、オンライン・オフライン問わず積極的なコミュニケーションが強固な人脈を作り、仕事が途切れないフリーランスの活動につながります。

人脈作り以外でなにかできることはないかお探しの場合は、ゴリラフリーランス育成合宿のサイトをのぞいてみてください。フリーランスが生き抜くための役立つ記事がたくさんあります。ぜひ参考にして、これからのフリーランス時代を駆け抜けましょう。

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